スタッフブログ
2012年5月12日 土曜日
人の忠告は聞きましょう☆
２０１２年５月１２日（土）
みなさま、こんにちは
横浜インプラントサロンの新倉です
午前中は厚い雲に覆われていたのですが
午後からは日差しが出てきて、気温も上昇
太陽が出ると出ないでは大きな違いですね
太陽ってスゴイ
あんな遠くから地球を照らしてるなんて
なんだか急に子供の頃の歌を思い出しました
「昔ギリシャのイカロスは～」という歌
ご存知ですか？？
子供の頃NHKの「みんなのうた」を見ていた人は知ってるかも
「勇気一つを友にして」というタイトルだったかな・・・
ギリシャ神話のイカロスという青年のお話が基になっています
イカロスは建築と工芸の名人ダイダロスの息子で
クレタ島の王様ミノスにある事件で疑われてしまい
父子二人とも迷宮ラビリンスに幽閉されてしまいます
脱出するためにダイダロスは膠（にかわ）で固めた大きな鳥の羽を発明
それを両手に持って飛び立ち、無事脱出に成功しました
するとイカロスは空を飛ぶことが気持ちよかったのと
羽ばたく様を農夫や羊飼いたちが「あれは天使か、神さまか！？」と驚かれたことに
すっかり調子にのり
「太陽に近づくのは危険だからやめなさい」という父からの忠告も無視して
太陽に向かって高く飛んで行ってしまいました
すると太陽の熱が膠（にかわ）を溶かしてしまい
イカロスは墜落して死んでしまうのです
ここまで聞くとイカロスはお父さんの忠告を聞かなかったので
事故にあってしまう哀れな青年ですよね？
言ってしまえば自業自得なわけです
ですがこの歌のラストはこうなんです
「だけど僕らはイカロスの鉄の勇気を受け継いで
明日へ向かい飛び立った
僕らは強く生きていく 勇気一つを友にして」
あれ？？
イカロスがちょっと英雄視されている？？
命を顧みず勇気を出して空に羽ばたいて死んでしまった・・・みたいな解釈？
昔は気がつきませんでした
実際、ギリシャ神話の研究の中でイカロスの話は
「向こう見ずでうぬぼれた空想をすると酷い目に合う」という教訓が込められているという説が有力
イカロスは絵画の中にもよく描かれますが
こちらは肯定的なものと否定的なもの、両方あるみたいですね
神話自体が口伝で伝わっていることが多いので
地域ごとに差が出たり、いろんな説が混ざったりしていて
捉え方なども違いが出ているのでしょうね
感じ方は人それぞれですが、やっぱりわたしはイカロスはお父さんの忠告を聞くべきだったし
ダメじゃんって思います
昔の歌を掘り返してみたら案外こういうの出てきそう
お暇でしたら如何でしょう
ではまた月曜日
投稿者 Spic Salon Dentaire 山口歯科
